こんにちは!チックロックです🎵
今回はロレックスGMTマスターⅡ「Ref.16710」の製造期間中に行われたマイナーチェンジの全てをご紹介いたします。
約20年間作られていたロングセラーモデル「Ref.16710」・・
その長い期間の中で様々なマイナーチェンジがされてきました。
今回の記事を見ればいつ、どんなマイナーチェンジがされたのか直ぐに分かるので、最後まで見ていただけたら幸いです。
1988年から2007年頃まで製造されたスポーツモデル。特徴として第3国の時間帯が分かる「GMT機能」を搭載している。
全モデルの「Ref.16760」からの変更点として、「ケースの厚みが少し薄くなる」「ムーブメントが変更される」といった違いがあります。
ロレックスGMTマスターⅡ「Ref.16710」のマイナーチェンジ
1.ブレスレットの変更
2.文字盤の夜光塗料の変更
3.フラッシュフィットが一体型に
4.ケースの横穴が塞がり、サファイアクリスタル風防に王冠透かしが入る
5.搭載されているムーブメントの変更
1.ブレスレットの変更
1995年頃にブレスレットのバックルがシングルロックからダブルロックに変更。
*シングルバックルはパーツ数が少なく、すっきりとしたシンプルな見た目から、ヴィンテージ感があるということで、現在人気が高まっています。
ダブルバックルはシングルバックルよりもより堅牢性が増し実用性があるのが特徴。
2.文字盤の夜光塗料の変更
1998年頃に文字盤の夜光塗料が「トリチウム」から「スーパールミノバ」に変更されました。
その際文字盤6時位置の表記が「SwissT-<25」から「Swiss」に変更。
2000年頃以降は「Swiss」表記から「Swissmade」に変わりました。
この「Swiss」表記のルミノバ文字盤は通称「オンリースイス」と呼ばれ、短い製造期間から希少性があります。
3.フラッシュフィットが一体型に
2000年頃にケースとブレスレットを繋ぐフラッシュフィットが分離型から一体型に変更されました。
一体型になることでブレスレットをケースから外した際バラバラに取れない為、堅牢性があります。
分離型は逆に、メンテナンスをしやすいというメリットがあります。
4.ケースの横穴が塞がり、サファイアクリスタル風防に王冠透かしが入る
2003年頃、ケースの横穴が塞がり、サファイアクリスタル風防に王冠透かしが入ります。
ケースの横穴が塞がることで、そこから水やゴミが入るのを防ぎ、よりスタイリッシュなデザインになりました。王冠透かしは偽造防止のため入れられています。
GMTマスターⅡ「Ref.16710」
5.搭載されているムーブメントの変更
2007年頃搭載されているムーブメントがCal.3185からCal.3186に変更される。
Cal.3186搭載個体は「Ref.16710」の廃盤される手前の時期にのみ製造されており、希少性があります。
Cal.3185とCal.3186を見分ける方法は、短針を動かし、その際GMT針が「ぴくんぴくん」と動くか、ほとんど動かないかで、見極めることが可能です。
GMT針が「ぴくんぴくん」と動く個体はCal.3185、ほとんど動かない個体はCal.3186が搭載されています。
以上、ロレックスGMTマスターⅡ「Ref.16710」のマイナーチェンジ紹介でした。
この他にチャックイエーガーモデルという数量限定モデルや、2007年頃のわずかな個体に見られる「スティック文字盤」や「レクタンギュラー文字盤」が存在します。
ぱっと見、どれも同じに見えますがよく見るとマイナーチェンジ一つひとつに個性や時代の流れや感じ取れます。
自分だけのお気に入りポイントを探すのもロレックスGMTマスターⅡ「Ref.16710」を選ぶ楽しさの一つですね✨
最後まで見ていただきありがとうございました!今回の記事が皆様の腕時計選びの参考になれば幸いです(*^-^*)
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