こんにちは！チックロックです。
今回はロレックスの人気スポーツモデル「エクスプローラーⅡ」のセミヴィンテージモデル
Ref１６５５０とRef１６５７０の違いについて解説していきます。
この２モデルは見た目がほとんど同じでぱっと見見分けがつかないのが特徴ですが、確実に違うポイントがあるので
それらをご紹介します。
１.ベゼルの書体
２.ケースの厚み
３.文字盤
４.搭載されているキャリバーの違い
１.ベゼル書体の違い
Ｒｅｆ.１６５５０のベゼル書体は数字が太く、Ｒｅｆ.１６５７０のベゼル書体は数字が細いです。
こちらはＲｅｆ.１６５７０。Ｒｅｆ.１６５５０はこちらよりも若干書体が太くなります。
２.ケースの厚みの違い
Ｒｅｆ.１６５５０はＲｅｆ.１６５７０よりもケースが若干分厚いです。
同じくこちらはＲｅｆ.１６５７０。個人的にはこのぐらいのケース厚が丁度よいですが、Ｒｅｆ.１６５５０は約５年程しか作られておらず、希少性が高いです。
３.文字盤の違い(トリチウムの焼け具合とアイボリー文字盤の有無)
Ｒｅｆ.１６５５０はＲｅｆ.１６５７０よりも昔に作られているため、トリチウムも色濃く焼けている個体が多いです。
また、Ｒｅｆ.１６５５０の白文字盤にはその当時使われていた特殊な塗料の性質から、経年変化でアイボリー色に変色する
「アイボリー文字盤」という希少文字盤が存在し、高値で取引されています。
こちらおなじみＲｅｆ.１６５７０(^_^.)トリチウムが若干クリーム色に変色しています。
４.搭載されているキャリバーの違い
Ｒｅｆ.１６５５０のキャリバーはＣａｌ．３０８５ Ｒｅｆ.１６５７０のキャリバーはCal.３１８５が使われています。
違いとしてはCal.３１８５はテンプ受けがツインブリッジになったことであがき調整も行いやすくなり、メンテナンス性・安定性が向上されています。
また、２００７年以降のＲｅｆ.１６５７０にはCal.３１８６が搭載されており、ヒゲゼンマイが従来の素材から「ブルーパラクロムヒゲゼンマイ」へと変更され、耐磁性・耐震性に優れ、より安定した制度を保持できるようになっています。
以上、「ロレックスエクスプローラーⅡ(Ｒｅｆ.１６５５０)と(Ｒｅｆ.１６５７０)の違いについてのご紹介でした！
僅かな違いですが、それぞれに個性や良い部分があり、それを踏まえて自分好みの個体を選ぶのも、このモデルの魅力だと思います✨最後まで見ていただきありがとうございました！皆様の腕時計選びのご参考になれば幸いです(*^▽^*)
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