こんにちは!チックロックです🎵
今回はヴィンテージロレックスのエクスプローラー「Ref.1016」の年代毎の文字盤を種類ご紹介いたします。
ヴィンテージエクスプローラーとして高い人気を誇る「Ref.1016」・・
年代によって細かなマイナーチェンジが施され、その変化は文字盤にも加えられています。
ぱっと見はどれも同じだけど、よく見ると若干違う・・
そんな自分好みの文字盤を選ぶのも、この「Ref.1016」を選ぶ楽しさの一つですね!
今回の記事では、年代毎の文字盤の仕様を、写真付きで分かりやすく説明していますので、是非最後までご覧ください。
アドベンチャーウォッチとして登場し、シンプルなデザインと高い視認性が特徴のロレックスの定番モデル「エクスプローラー」3世代機。
1960年~1989年まで製造されたロングセラーモデルで、現行モデルにはないヴィンテージ感溢れるデザインと、経年変化によって味が出た雰囲気が特徴。
多くに人に愛され、長い時を経てなお、高い価値をも備えている。
約30年という長い製造期間の中で、様々なマイナーチェンジが行われ、文字盤の種類も豊富である。
前期型の「ミラーダイヤル」と後期型の「マットダイヤル」に分かれ、どちらも特性があり高い人気を誇る。
「ミラーダイヤル編 製造年数1959年~1967年」
ミラーダイヤル1.前期型サークルミラーダイヤル「OCC」
ミラーダイヤル2.前期型サークルミラーダイヤル「MK1」
ミラーダイヤル3.前期型サークルミラーダイヤル「MK2」
ミラーダイヤル4.前期型サークルミラーダイヤル「MK3」
ミラーダイヤル5.後期型ミラーダイヤル「Mk4」
ミラーダイヤル6.後期型ミラーダイヤル「Mk5」
ミラーダイヤル7.後期型ミラーダイヤル「Mk6」
「マットダイヤル編 1968年~1989年」
マットダイヤル1.MK0
マットダイヤル2.MK1
マットダイヤル3.MK2
マットダイヤル4.MK3
マットダイヤル5.Mk4
マットダイヤル6.MK5
マットダイヤル7.MK6
文字盤が鏡のように反射するブラック文字盤。
インデックスや表記が全てゴールド仕様になっており、別名「ギルトダイヤル」とも呼ばれている。
大きく分けて、文字盤外周にサークルがある前期型とサークルがない後期型が存在するのが特徴。
文字盤インデックスとロゴなどの表記が全て彫り込み仕様になっている。
ミラーダイヤルとは異なり、マットブラックの文字盤。
インデックスのトリチウムはミラーダイヤル程濃く焼けている個体は少なく、ロゴや表記も白色でプリントされている。
ミラーダイヤル1.前期型サークルミラーダイヤル「OCC」
製造年数:1959年のみ
「特徴」
・6時位置の表記が「OFFICALLY CERTIFIED」「CHRONMETER」となっておりそれぞれの頭文字をとって別名「OCC」ダイヤルと呼ばれる。ミラーダイヤルの中で最も数が少なく、希少性が高い。
ミラーダイヤル2.前期型サークルミラーダイヤル「MK1 」
出典:ロレックスエクスプローラーマニアhttp://www.watchfan.com/
出典:ロレックスエクスプローラーマニアhttp://www.watchfan.com/
製造年数:1959~1962
「特徴」
・通称「ミニッツサークル」と呼ばれる、文字盤外周の分目盛りを繋いだ円があるのが特徴
・1961年頃の文字盤インデックス「6」の下にはドットがあり、通称「6ドット」と呼ばれる
・文字盤下の「SUPERLATIVE CHRONOMETER」「OFFICALLY CERTIFIED」の下には横線があり通称「アンダーバー」と呼ばれる個体が存在する
・文字盤6時位置のSWISS表記の両隣にトリチウム夜光の使用を示す、T<25が印字されている
・書体が良い意味で整っていないのが特徴
ミラーダイヤル3.前期型サークルミラーダイヤル「MK2」
製造年数:1961~1963年
「特徴」
・王冠マークが縦長
・ROLEXのEの中央棒に縦線
・EXPLORERのEの上棒が長い
・インデックス「6」の下にドットがあり通称「6ドット」と呼ばれる個体と、Swiss表記の個体と、2種類の文字盤が存在する。
ミラーダイヤル4.前期型サークルミラーダイヤル「MK3]
製造年数:1963~1964年
「特徴」
・王冠マークの口の部分が大きく盛り上がっている
・EXPLORERののロゴがセリフ付きの書体になっている
・「6ドット」とアンダーバーがついているタイプの2種類の文字盤が存在する
ミラーダイヤル5.後期型サークルミラーダイヤル「MK4]
製造年数:1964年頃
「特徴」
・文字盤外周の「サークル」がなくなる
・小ぶりな王冠マーク
・MK4ダイヤルから、書体の色合いが濃い金色になる
・6時位置の夜光表記がSwiss-T<25となる
ミラーダイヤル6.後期型ミラーダイヤル「MK5]
製造年数:1963~1965年頃
「特徴」
・王冠マークの口部分が大きい
・3.6.9インデックスが大きい
・MK6ダイヤルに似ている
・MK6ダイヤルに比べるとわずかに3.6.9.インデックスが小さい。
ミラーダイヤル7.後期型ミラーダイヤル「MK6」
製造年数:1965~1967年頃
「特徴」
・MK5ダイヤルよりもわずかに3.6.9インデックスが大きい
・書体が整っている
マットダイヤル1.MK0
製造年数:1968~1969年頃
出典:ロレックスエクスプローラーマニアhttp://www.watchfan.com/
「特徴」
・バランスの取れた王冠マーク
・ゴシック調のROLEXロゴは、”E”の中央の横棒にセリフがついているのも特徴
・6時位置の「SUPERLATIVE CHRONOMETER」「OFFICALLY CERTIFIED」表記はセリフがついているのが特徴
・6時位置のSwissT-<25表記が文字盤外周より少し内側の6時インデックス寄りの位置に配置されている
マットダイヤル2.MK1
製造年数:1968~1972年頃
出典:ロレックスエクスプローラーマニアhttp://www.watchfan.com/
「特徴」
・「フロッグフット」と呼ばれるカエルに似た王冠マークが特徴
・ROLEXロゴはMK0ダイヤルと同じくゴシック調だが、”E”の中央の横棒鵜にセリフがつかない
・6時位置のレター「SUPERLATIVE CHRONOMETER」「OFFICALLY CERTIFIED」表記はゴシック調で、”S”が”Z”を反転させた様な書 体なのも特徴
・SwissT-<25表記は文字盤外周に印字されている
マットダイヤル3.MK2
製造年数:1975~1976年頃
出典:ロレックスエクスプローラーマニアhttp://www.watchfan.com/
「特徴」
・バランスの取れた王冠マークが特徴
・明朝体のROLEXロゴを採用した現代的なレター
・EXPLORER表記はセリフ付きのゴシックフォント
・6時位置「SUPERLATIVE CHRONOMETER」「OFFICALLY CERTIFIED」表記は太めのセリフ付きフォントを採用
・インデックスのトリチウム表記は濃いクリーム色にエイジングしている
マットダイヤル4.MK3
製造年数:1976~1979年頃
出典:ロレックスエクスプローラーマニアhttp://www.watchfan.com/
「特徴」
・縦長の王冠マークが最大の特徴
・ROLEXロゴはMK2と同じく明朝体、EXPLORERロゴには細めのゴシック調を採用している
・6時位置の「SUPERLATIVE CHRONOMETER」「OFFICALLY CERTIFIED」表記はやや細めのゴシック調の書体を採用している
・6時位置のSwisst-<25表記もゴシック調で文字盤外周に印字されている
マットダイヤル5.MK4
製造年数:1980~1986年頃
出典:ロレックスエクスプローラーマニアhttp://www.watchfan.com/
「特徴」
・ROLEXロゴはやや太めの明朝体フォントで印字されている
・手書き調の王冠マークも相まって、柔らかな印象になっている
・6時位置の「SUPERLATIVE CHRONOMETER」「OFFICALLY CERTIFIED」表記とSwissT-<25表記はゴシック調の書体を印字
・SwissT-<25表記はマットダイヤルの中でもっとも文字盤外周部に印字されている
マットダイヤル6.MK5
製造年数:1986~1990年頃
出典:ロレックスエクスプローラーマニアhttp://www.watchfan.com/
「特徴」
・現行モデルに近い王冠マークとレターを採用
・明朝体のROLEXロゴに、EXPLORER表記はセリフ付きのゴシック調を採用している
・6時位置の表記はセリフ付きのゴシック調で印字されている
・「SUPERLATIVE CHRONOMETER」「OFFICALLY CERTIFIED」表記はやや太めで、インデックスのヤケは強く出ていない
以上、ロレックスエクスプローラー「Ref.1016」の年代毎の全文字盤紹介でした!
同じ型番の「Ref.1016」でも、年代ごとに細かな違いがあり、一つひとつに歴史的背景が感じられますね。
最後まで見ていただきありがとうございました。
あなたのお好みの文字盤は見つかりましたでしょうか?
今回の記事が、皆様の腕時計選びの参考になれば幸いです。
コメント