セミヴィンテージとして注目されているロレックスの5桁プロフェッショナルモデル・・
そんな5桁モデルの中に存在する”レアポイント”を知っていますか?
今回は人気の5桁プロフェッショナルモデルの”レアポイント”をご紹介します!1
目次
- レアポイント1.ブラックアウト
- レアポイント2.センタースプリット
- レアポイント3.マークⅠ
- レアポイント4.スティックダイヤル
- レアポイント5.段落ちダイヤル
レアポイント1.ブラックアウト
出典:エクスプローラーマニア
エクスプローラーRef.14270の初期シリアル特有の文字盤通称「ブラックアウト」
3.6.9インデックスに通常の白塗料ではなく黒い塗料が使われており、ロゴやその他表記も通常の白色ではなく銀色で書かれている。(通称「シルバーレター)
約10年間ほど製造されていたRef.14270だが、この「ブラックアウト」はその中でも僅か1年間ほどしか作られておらず、その希少性は驚くほど高い・・・
5桁ロレックスの代表格とも入れるレアポイントで知名度も高い。
レアポイント2.センタースプリット
エクスプローラーⅡRef.16570の初期シリアルの僅かな個体に存在する「センタースプリット」と呼ばれるダイヤル・・・
その特徴は6時位置のクロノメーター表記
「SUPERLATIVE CHRONOMETER」「OFFICALLY CERTIFIED」が綺麗に真ん中で分けられていることであり、スターン社で製造されたことから別名「スターンダイヤル」とも呼ばれる。
Ref.16570の前のモデルRef.16550でも同じように「センタースプリット」は存在したが、Ref.16570の「センタースプリット」はほとんど見られず、更に希少である。
レアポイント3.マークⅠ
出典:サブマニア
サブマリーナー誕生50周年記念モデルとして登場したRef.16610LV・・
ロレックスのコーポーレートカラーであるグリーンをベゼルに使用しており「グリーンサブ」通称「カーミット」と呼ばれています。
今回ご紹介するマークⅠとはこのRef.16610LVの初期製造モデルに存在するレアポイント・・
通常個体との違いとして、ベゼルの書体と、文字盤6時位置の書体の違いが挙げられます。
ベゼルは通常の物と比べて色味が薄い、”4”の書体が幅広であるのが特徴。
文字盤は6時位置の「Swiss made」の書体が通常の物より”Swiss”と”made”の間が広いという特徴がある。
このRef.16610LV自体製造期間が7年程と短命だが、マークⅠはその中でも僅か2年程しか作られておらずその希少性は高い。
レアポイント4.スティックダイヤル
デイトナに次ぐ人気を誇るGMTマスターⅡ・・
今回ご紹介するレアポイント「スティックダイヤル」を備えている個体はそんなGMTマスターⅡの2世代機にあたるRef.16710。
1988年~2007年間作られていたロングセラーモデルRef.16710ですが「スティックダイヤル」は2006年~2007年の後期シリアルにのみ存在する希少な文字盤です。
その特徴は文字盤6時位置上のGMTマスターⅡ表記にあります・・
通常表記は”Ⅱ”ですがスティックダイヤルは”ll”の表記となっており、スティック(棒)のような表記から通称「スティックダイヤル」と呼ばれていますね。
こちらのダイヤルも球数が少なく、年々価値が上がってきています。
レアポイント5.段落ちダイヤル
出典:DAYTONA MANIA ”ZENITH MOVEMENT”
キングオブロレックスと呼ばれる「コスモグラフデイトナ」・・
今回ご紹介する「デイトナRef.16520」は4世代機にあたるモデルであの有名なゼニス社製ムーブメント「エルプリメロ」を搭載しています。
そして「段落ちダイヤル」とはRef.16520の最初期シリアルにのみ存在する文字盤で製造期間はわずか1年程・・・
その特徴として12時位置の表記「OFFICALLY CERTIFIED」」と「COSMOGRAPH」が通常とは違い離れていることから通称「段落ちダイヤル」と呼ばれています。
「デイトナ」はロレックスプロフェッショナルモデルの中でも特に数が少なく、更に初期シリアルに絞るとかなり希少です。
一度でいいからこの「段落ちダイヤル」を現物で見てみたいですね・・・!
以上、5桁ロレックスのレアポイント解説でした!
レアポイントに加えて経年変化で個体ごとの違いが楽しめるのも5桁モデルの良さですね✨
最後まで見ていただきありがとうございました!
今回の記事がみなさまの時計選びの参考になれば幸いです(#^.^#)
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